サランラップは日本で生まれた?
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サランラップは日本で生まれた?

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引越し・ご挨拶でもっとも贈られているもの「サランラップ」ですが、日本生まれなんでしょうか?
私自身、生まれた時から「サランラップ」はありましたので、日本固有の商品だと思ってました(;´▽`A``
実は、アメリカ生まれなんです。
では、「サランラップ」にはどのような歴史があるのか?

 時は、20世紀初頭まで遡ります。1907年、ベルギー生まれのアメリカ人化学者レオ・ヘンドリック・ベークランドによって合成樹脂ベークライトが誕生しました。その後、アメリカでは合成樹脂の研究が過熱し、ポリ塩化ビニリデンという形で実を結び、この合成樹脂を戦争に活用しました。
この合成樹脂は、太平洋戦線で兵士を悩ませた蚊から身を守るための蚊帳、ジャングルを行進する兵士を水虫から守る靴の中敷き、銃や弾丸を湿気から守るための包装フィルムなどが、主な用途だったそうです。

ところが戦争が終わるとそうした需要がなくなり、合成樹脂の必要性がどんどんと薄れていきました。

そんなある日、フィルム製造メーカーの責任者であるラドウィック氏、アイアンズ氏の両名が、奥さんを伴って近所の人々とピクニックに出かけたそうです

ラドウィックの奥さんは、たまたま夫が会社で作っていたフィルムにレタスを包んで持っていきました。

「このラップとてもきれい。どこで手に入れたの?」「私も欲しい。どこで売っているの?」
と近所の方の意外な反応が・・・。

そこでラドウィック、アイアンズの二人は、早速翌日上司に報告し、クリング・ラップ・カンパニーを設立して開発に着手し、ダウケミカル社から取り寄せた樹脂のロールを紙管に巻き付けて箱詰めし、サランラップ第1号が完成させたそうです。

完成すると近郊の都市でも試験的に販売され、結果は上々。
名前もラドウィック、アイアンズの二人の妻サラ(Sarah)とアン(Ann)にちなんで「サランラップ」と決定されました。

このダウケミカル社と日本の旭化成が提携をし、出来上がったのが「旭ダウ株式会社」で、これにより日本でも「サランラップ」が販売されるようになりました。

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(2014/07/18)

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